『おばさん』と呼ばれずにきてしまった人
そろそろ休業明けそうだなぁ、と一抹の寂しさを覚えた昨日、同僚から久々に連絡がありました。
明けた後の段取りなんかを話していながら、徐々にメンバーの顔が浮かんできたのですが、その中に一人、掲題の方のことが頭に。
その方は50代前半、派遣からきた方で、この仕事の経験は豊富。
……なので、プライドも豊富な方。
物凄く派手に自己主張するタイプではなく、折々に、『自分を立てろ』『自分はこんなにやってきた』というようなことを地味に主張してくる。
そして何より困るのが、自分が知らないことを『知らない』と認められないこと。
調べたら、こういう方には多いみたいですね。『知ったか振り』で乗り切ろうとする方。
私も、(いや、まだ詳細話してないんだからわかるわけないよね…)と思いつつ、間違われても困るので、そこは見て見ぬ振りをして説明するんですが……時々ものすっっごい、疲れます😭
ある時、今の若い方の考え方や感じ方の話になったのですが、
「いやぁ、そういう考え方さっぱりわからないです。おばさんになったなぁ、って実感しますね。」
と、私が言った瞬間、目を逸らし、無言に。
(……いや、私のこと言ったんだけど……ここも地雷かよっっっ!!)
と、心の中ではツッコミつつ、出方を待っていたら、
「……でも、そういうのって、年齢じゃないですよ。」
……彼女の中では、どうしても、自分を『おばさん』とは認めたくないみたいです😓
今まで『おばさん』と何気なくでも言われることがほとんど無かったのでしょう。
年齢の感じ方も、今では人それぞれになってきていますが、変わらぬ事実って、世の中にはあると思うんですよね。
そこを前向きに捉えて、少しでもユーモアのある人間になれたら素敵ですよね。